この記事は筆者がダークソウルをプレイしながら感じた疑問を書き並べていくものとなる。ただし、筆者はヘタレビビりなめくじプレイヤーであるため、ゲーム進行はカタツムリより遅い。それだけはご了承ください。
Table of Contents
不死街
【祭祀場は腐海の底、山羊頭の部屋は風の谷って感じ】
不死街の植物を観察。地下に潜っていくにつれ(それとも山羊頭の部屋に近付くにつれ?)植物の勢いが増していく。山羊頭の部屋は土の栄養がいいのか、二酸化炭素と光が多いのか。祭祀場も自然豊かだけど、あそこは「清浄」って感じ。山羊頭の部屋は「活力」という感じがする。何となくね。
不死教区
【足元に雲海、頭上に曇り空】
ソラールさんがいる位置に立つと足下に雲海が見える。では空を見上げれば雲の無い空が……と思ったが、また別の雲が見えるだけだった。
雲海は湿度が高く、放射冷却があり、無風状態で、快晴な、山間部または盆地っぽいところにできやすいらしい。不死街はそんな感じのところなんだろうか。
【焼死体の違い】
ヘルカイトが守る橋の焼死体見比べ。焼け方が違うのはどうしてだろう。
右側の黒焦げ亡者は最初からこの状態。篝火に当る前も後もこのままである。左側の灰色亡者はスクリーンショットを取る直前に焼かれた。黒焦げ亡者はこんがり状態で時間が固定されてたりするんだろうか?
【嘆きの壁での祈りは「壊されてしまった聖なる神殿の壁」に相対して祈るもの】
この方サジダしてるんだよな、たぶん。こちらに敵対もしない。正気を保っている。不思議。
そしてこちらの方は嘆きの壁に祈る時の姿勢に似ている。
イスラームの祈りとユダヤ教の祈りが併存する場。エルサレムっぽい。その真上にヘルカイト(竜、一神教における悪魔の象徴)が陣取っているけど……。
【祈りに武器は似つかわしくないような】
城下不死教区でサジダしている人。折れた剣を手に持っている。サジダに得物は要らんだろと思い、気になってパシャリ。武神である太陽の長子に対して祈っているから持ってるのかな。
前述の通り「壁に向かっての祈り(ユダヤ教形式?)」と「跪いての祈り(イスラーム形式?)」の2パターンが見られるのだし、太陽の長子信仰は現実世界のアブラハムの宗教並みに広い信仰だったのかな。何があったか今はだいぶ追いやられているようだけど。
【赤光と緑光にそれぞれどんな意味があるのか気になる】
サジダしている人と壁に祈っている人の目が気になる。バグで後者の顔が視認できたので観察してきました。両者の目の光はオレンジ。光でオレンジを作るには赤と緑を混ぜるといいらしいので、彼らの目の光は「亡者の赤目」と「(落としたソウルとかの)緑光」の合成物だろうか。
不死教会
【抽象化された鳥だから何とも言えない】
不死教会の母子像の前にある鳥の像、ハトなのかカラスなのか。「教会」だからハト?
【そのせいか「母子像」というより「女神」感が強い】
ロードランのあちこちで見る母子像。個人的に彼女らの足が露出しているのが気になる。教会で飾られるようなキリスト教系聖女像って足を出さないのが多いから。
【文化破壊の匂いがする】
不死教会の壁にたくさん並んでる女神像、服はすごくギリシャっぽい。建物の内部構造はキリスト教会的だからチグハグを感じる。
ところで女神像の頭に乗っかってるの、なんだろう? 兜?
【アテナ/ミネルヴァは本来一部屋に複数配置されるような神格ではない】
複数の方より「アテナ像っぽい」という意見を頂きました。確かに! となると燭台を持っている手は槍を、現在は空いている手にはアイギスの盾をもっていたのかも? 今は毀たれた女神の兜から、何かの文化が弾圧され凋落した過去が読み取れる…かもしれない。
「アイギス」とは元々、山羊皮を使用した防具全般を指す名称であった。
アイギス – Wikipedia
ギリシア神話においては、アイギスがアテーナーに与えられた後、英雄ペルセウスが、目を合わせた者を石化させてしまう魔物メドゥーサを討伐し、その首を持ち帰ってアテーナーに捧げると、アテーナーはその首をアイギスにはめ込んだと伝えられている。
アイギス – Wikipedia
ホメロスの記述によれば,鍛冶の神ヘファイストスがゼウスのために作った魔力をもつ盾のような武器。普通〈山羊皮楯〉と訳されるが,この説には矛盾や異論がある。ゼウスは敵に対して実際には右手で雷霆(らいてい)を投げる天空神であり,アイギスは左手に振りかざす〈雷雲〉の象徴と解釈される。
アイギスとは – コトバンク 世界大百科事典 第2版
ふむ。
【遺体を裸で安置する風習が実在するかについて、情報募集中】
不死教会の遺体。火防女の魂を拾えるんだから、この人は多分火防女なんだろう。しかしそんな大事なお役目を務めた方の遺体にしちゃあが扱い雑なような気が。せめて衣服を…と思うけど、衣服を着せないのにも何か宗教的な理由があるのかもしれない。謎。
【草の海を渡る船?】
不死教会の、遺体が安置されている台の模様を観察。葉っぱ達と円型の何かと船っぽい何かの印。これがどの文化に属する模様なのかは分からない。アノール・ロンド系? それ以前系?
【横に燭台があるなら祭壇だろうか】
不死教会の、遺体が置いてある台と聖母子像の間にある台。用途も意図も分からん。葉っぱの模様は遺体台のものと似ている気はする。山羊の象形みたいな模様は謎。ついでに台を嵌めてる金属も謎。何これ。
【丸い何か、としか言い様がない】
不死教会のレリーフ上部の丸い模様は何だろう。遺体台のものとも扉のものとも違う気がする。潰れててよく分からないけど。不死教会の模様、大体がよく分からない。
【捧げているのは卵?】
不死教会のレリーフ。上からドラゴン、ヒト形の何か、ライオン? ヒト形をしてる誰かが丸っこい何かを掲げている(もしくは捧げている)。どういう意味なのか分からん。竜と人と獅子に崇拝される何かに、丸っこい何かを差し出している?分からん。
【大きな絵画があったんじゃないかなあ】
不死教会の2階、伝道者がいた部屋の壁。このへっこみ、本来は絵なり何なりがあったんじゃないかなあ。なんで今は無いんだろう。もし絵があったとして、その絵はどうなったんだろう。
【キリスト教っぽい、ということは新築された部分なのかな?】
不死教会の入り口。六花弁のモチーフ。薔薇かな? 不死教会の母子像は聖母子像な感じするし、薔薇は聖母マリアの象徴として用いられるし。ただ入り口の模様が薔薇だとしても、ダクソ世界や白教において薔薇がどんな意味を持つのかは不明。
【扉は建物の顔だから情報が凝縮されている?】
不死教会の扉。この植物は何だろう。月桂樹? それともオリーブの葉? 建物内に列する像はアテーナーっぽいから、オリーブ? 真ん中の丸っこいのも何だろう。そして二重螺旋文様。情報多いなこの扉。
葉っぱをオリーブと仮定すると『オリーブの樹は「太陽の樹」とも呼ばれ、オリーブの樹や枝は「太陽の象徴」(または「金星の象徴」)である。』らしいから白教と繋がりそうな感じはある。真ん中の何かが金星だとするなら、合わせて”豊饒”の図像になりそうでもある。
ただ金星はアフロディーテ/イシュタルの象徴だから、アテーナー神像(?)との繋がりは微妙かもしれない。
【ガーゴイルは悪魔像だから間違っちゃいないが】
ガーゴイル像の羽はタクシーデーモンの羽に似ている。タクシーデーモンがモデルなのかな。そして何でガーゴイル像には首がないんだろう。
古い教会
【より古い教会、という気になるワード】
アンドレイの爺さまが「ここは古い教会だ」と言っていたので、爺さまがいる建物を観察してみた。この窪みには御神体かホーリーシンボルが置かれてたのかもしれない。縁の模様が何紋様なのかはよく分からないが。3点の穴の連続?
【どっちが本来の模様なんだろう】
アンドレイのじい様がいる建物地上階の上の方の模様。これはデーモンタクシーに一番近い篝火がある建物の模様の反転? なんで反転してるんだろう。
【全能の神に両目があるならそれは単に趣味だと思う】
アンドレイのじ様がいる建物の柱の模様。何だこれ。目? なんだか目を見開く顔文字を思い出す。プロビデンスの目っぽい気もしたけど、それにしては三位一体を象徴する三角形が一図形内に2つあるのが変だし、プロビデンスの目が2つ並んでるのも変。1つの図で全能性を示してるんだから2つは要らんのよ。
【崩落するはずなのにしていない空間】
楔のデーモンがいた所の天井。崩落してないのが不思議すぎる。柱無しに耐えられる構造なの、コレ?
情報元
アイギス – Wikipedia
アテーナー – Wikipedia
オリーブ – Wikipedia
金星 – Wikipedia
プロビデンスの目 – Wikipedia
アイギスとは – コトバンク
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