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紫と黒のエフェクト
ダークソウル内には紫＋黒なエフェクトで表現されているものがいくつかある。たとえば奇跡「因果応報」。
たとえば操作不死が絵画世界に吸い込まれる時のエフェクト。
たとえば貪食ドラゴンが吐き出す毒のエフェクト。
スクリーンショットが撮れていないので掲載できないけれど鴉人がワープしてくる時の光も紫と黒だ。ベルカの奇跡エフェクトが紫＋黒であることから、絵画世界はベルカの世界なんだろうか？と管理人は仮説を立てた。
同時に『染料や色彩認識の関係で、昔も今も青は緑、黒は紫で表されることが多い』らしいので、文化コード的には紫＝黒。だから紫＋黒というのは陰陽五行思想的には当たり前の組み合わせ。同じものを指している。
五行の一、「水」
今管理人は「陰陽五行思想的には」と書いたが、ここではそれについて解説していきたい。
五行思想というものがあり、その「五行」とは木・火・土・金・水のことである、というのはオタクをやっているとどこかで聞く話だと思う。
この五行にはそれぞれ担当色があり、それを五色という。五行と五色の対応関係は以下の通り。
- 木は青（緑）
- 火は赤（朱色、紅色）
- 土は黄
- 金は白
- 水は黒（紫）
なので黒（紫）は水性の色となる。なので紫と黒をエフェクトカラーとして持つベルカと絵画世界は水性だと考えられる。
五行思想において水とは
「冬」の象徴。泉から涌き出て流れる水が元となっていて、これを命の泉と考え、胎内と霊性を兼ね備える性質を表す。
五行思想 – Wikipedia
というもの。エレーミアス絵画世界は確かに冬であり胎内である。
そしてまた水は「呻」と「哀」をも担当する。エレーミアス絵画世界には呻く人々がいて、
血の涙？を流す女性像があり、
総じて五行における「水」っぽさがある。エレーミアス絵画世界は水性と判断してよさそうだ。
そんな水性エレーミアス絵画世界に入る時のエフェクトと自前奇跡のエフェクトが被るベルカもまた水性と判断してよいのではないかと思う。
というのも五行の水は「骨髄・髪」もまた担当するからだ。ベルカのタリスマンはベルカの髪である。
紫と黒の水性エフェクト奇跡を持ち、髪を自らの奇跡の触媒としたベルカはやはり水性の存在であろうと管理人は考えている。
ベルカが水性であるとするなら、逆説的にベルカは「呻」も「哀」も担当してそうでもある。哀。哀しみ。……涙の神クァトとベルカは何か関連してそうだ。
篝火の影響すら跳ねのける呪いのわざ
ベルカの奇跡「因果応報」は篝火にあたっても効果が継続する。
そこら辺は呪われた装備の貪欲者の烙印とか、
呪術「内なる大力」や、
呪術「激しい発汗」と同じ。
烙印によるダメージは「呪い」によるものらしいし、内なる大力も激しい発汗も呪術──呪いの術。どうやら篝火効果を乗り越えて効果を発揮する技は呪いの類いな気がする。なればベルカの奇跡も呪いの技の1つと思える（ベルカの奇跡は「秘儀」であって、奇跡であるとは明言されていないし）。
呪いのわざの扱いの上手といえば呪術の祖たるイザリスのクラーナ。クラーナ師匠はイザリスの娘。
ベルカは先述の通り水性の存在。水性は五気のうち「陰・女性的」を担当する。となればベルカは女性性を持つ可能性が高い。
クラーナ師匠に近しい女性的存在。それって師匠の姉妹、つまりイザリスの娘のひとりってことでは？
……とまあ、こんな感じで管理人はベルカをイザリスの娘であると考えるに至った。結論だけを見ればありふれた話である。
情報元
五行思想 – Wikipedia
【ダークソウル考察】白竜シース、ホントは子供欲しかっただけ！【七色石、古竜の卵説】 – YouTube
(翻訳)Crossbreed Priscilla(意訳) – YouTube
「五色」の色の意味とは？5色は何色？読み方・日本文化との深い関係 [暮らしの歳時記] All About
アイキャッチ画像：Photo by Heather Shevlin on Unsplash